“頭痛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
づつう52.0%
ずつう36.0%
づゝう4.0%
つむりいた4.0%
とうつう4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
單純たんじゆんなレウマチスせい頭痛づつうではあつたが、りよ平生へいぜいからすこ神經質しんけいしつであつたので、かりつけ醫者いしやくすりんでもなか/\なほらない。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
おくっていかないわけは、あれからずっとごてんづとめで、たくさんにたべものをいただくせいか、ひどく頭痛ずつうがしていたからです。
朝之助とものすけころんで愉快ゆくわいらしくはなしをかけるを、おりきはうるさゝうに生返事なまへんじをしてなにやらんかんがへて樣子やうす、どうかしたか、また頭痛づゝうでもはじまつたかとかれて
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
其節そのせつ御腹立おんはらだちも、罪ある身には元より覚悟の前とは申しながら、あまりとや本意無ほいな御別おんわかれに、いとど思はまささふらふて、帰りて後は頭痛つむりいたみ、胸裂むねさくるやうにて、夜の目も合はず、明る日よりは一層心地あし相成あひなり
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
軽い頭痛とうつうに悩まされ
航海 (新字新仮名) / 今野大力(著)