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頭痛
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ずつう
ふりがな文庫
“
頭痛
(
ずつう
)” の例文
おくっていかないわけは、あれからずっとごてんづとめで、たくさんにたべものをいただくせいか、ひどく
頭痛
(
ずつう
)
がしていたからです。
雪の女王:七つのお話でできているおとぎ物語
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
翌朝
(
よくちょう
)
彼
(
かれ
)
は
激
(
はげ
)
しき
頭痛
(
ずつう
)
を
覚
(
おぼ
)
えて、
両耳
(
りょうみみ
)
は
鳴
(
な
)
り、
全身
(
ぜんしん
)
には
只
(
ただ
)
ならぬ
悩
(
なやみ
)
を
感
(
かん
)
じた。そうして
昨日
(
きのう
)
の
身
(
み
)
に
受
(
う
)
けた
出来事
(
できごと
)
を
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
しても、
恥
(
はずか
)
しくも
何
(
なん
)
とも
感
(
かん
)
ぜぬ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
また、その前日から、
頭痛
(
ずつう
)
がすると申して、とかくふさぎ勝ちでいた妻が、
俄
(
にわか
)
に外出する筈もございません。
二つの手紙
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
室内にいた者はきゅうにひどい
頭痛
(
ずつう
)
にみまわれた。誰もかれも、ひたいに手をあてて顔をしかめた。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そして、
黄金色
(
こがねいろ
)
の
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
を
見
(
み
)
ると、
不思議
(
ふしぎ
)
に
気持
(
きも
)
ちが
悪
(
わる
)
くなって、
頭痛
(
ずつう
)
がしたのであります。
角笛吹く子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「あたしゃ
何
(
な
)
んだか
頭痛
(
ずつう
)
がして
来
(
き
)
た。もうお
前
(
まえ
)
さんと、
話
(
はなし
)
をするのもいやンなったよ」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
マチアはもうけっして
頭痛
(
ずつう
)
がしなかった。けっしてみじめではなかったし、やせこけても、悲しそうでもなかった。美しい太陽と、さわやかな空気がかれに
健康
(
けんこう
)
と元気をあたえた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そうしてそれから
家
(
うち
)
の
暖
(
あたたか
)
い
閑静
(
かんせい
)
な
書斎
(
しょさい
)
に
帰
(
かえ
)
って……
名医
(
めいい
)
に
恃
(
かか
)
って
頭痛
(
ずつう
)
の
療治
(
りょうじ
)
でもして
貰
(
も
)
らったら、
久
(
ひさ
)
しい
間
(
あいだ
)
私
(
わたくし
)
はもうこの
人間
(
にんげん
)
らしい
生活
(
せいかつ
)
をしないが、それにしてもここは
実
(
じつ
)
にいやな
所
(
ところ
)
だ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
血
(
ち
)
の
道
(
みち
)
でもあろうが、ここへ
来
(
く
)
るなり
頭痛
(
ずつう
)
がするといって、ふさぎ
込
(
こ
)
んでしまったまま、いまだに
顔
(
かお
)
も
挙
(
あ
)
げない
始末
(
しまつ
)
、この
分
(
ぶん
)
じゃ、
半時
(
はんとき
)
待
(
ま
)
ってもらっても、
今朝
(
けさ
)
は、
話
(
はなし
)
は
出来
(
でき
)
まいと
思
(
おも
)
っての
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
だれでも、
頭痛
(
ずつう
)
がするといわないものがないほどでありました。
女の魚売り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そう。少し
頭痛
(
ずつう
)
がするの。」
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“頭痛”の解説
頭痛(ずつう)とは、頭部に感じる痛みのうち、表面痛でないもの。様々なタイプの痛みを含んだ幅の広い症状概念である。ありふれた症状である一方、これを主症状とする致命的疾患もあり、他方で原因が特定できないことも多いという、症候学上非常に重要な症状。
(出典:Wikipedia)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
“頭痛”で始まる語句
頭痛膏
頭痛持
頭痛眩暈