角笛吹く子つのぶえふくこ
町の四つ角に立って、一人の男の子がうろうろしていました。子供ははだしで、足の指を赤くしていましたけれど、それを苦にも感じないようでありました。短い黒い着物をきて、延びた頭髪は、はりねずみのように光っていました。 子供は、このあたりのものでは …
作品に特徴的な語句
とう うし うえ 頭髪とうはつ ひと めん ゆび さか なか さき ひか はい 頭痛ずつう きざ あたま おと せん かみなり ごえ おお 金色きんいろ 天地てんち 時計どけい いえ ほう 広野こうや いちじる つよ 往来おうらい したが 見返みかえ こわ 悪口わるくち きゅう かど 目深まぶか だま 目立めだ ねむ 眼球めだま 着物きもの みじか わたし びょう そら こた 細工さいく 緑色みどりいろ ひつじ つばさ みみ おど 臆病おくびょう 自分じぶん いろ くさ かげ 見上みあ かぜ なが かく はな ゆき あお おもて 頭巾ずきん 頭布ずきん かお おに 一人ひとり 黒雲くろくも くろ 魔物まもの かざ ぎん