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秒
ふりがな文庫
“秒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
びょう
47.1%
べう
29.4%
セコンド
11.8%
びやう
5.9%
ま
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びょう
(逆引き)
これと云う句切りもなく
自然
(
じねん
)
に
細
(
ほそ
)
りて、いつの間にか消えるべき現象には、われもまた
秒
(
びょう
)
を縮め、
分
(
ふん
)
を
割
(
さ
)
いて、心細さの細さが細る。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
秒(びょう)の例文をもっと
(8作品)
見る
べう
(逆引き)
一
秒
(
べう
)
に
砂
(
すな
)
一
粒
(
りふ
)
、
幾億萬年
(
いくおくまんねん
)
の
後
(
のち
)
には、
此
(
こ
)
の
大陸
(
たいりく
)
を
浸
(
ひた
)
し
盡
(
つく
)
さうとする
處
(
ところ
)
の
水
(
みづ
)
で、いまも、
瞬間
(
しゆんかん
)
の
後
(
のち
)
も、
咄嗟
(
とつさ
)
のさきも、
正
(
まさ
)
に
然
(
しか
)
なすべく
働
(
はたら
)
いて
居
(
ゐ
)
るのであるが
星あかり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
秒(べう)の例文をもっと
(5作品)
見る
セコンド
(逆引き)
金剛石
(
ダイアモンド
)
と光を争ひし目は
惜気
(
をしげ
)
も無く
瞪
(
みは
)
りて時計の
秒
(
セコンド
)
を刻むを
打目戍
(
うちまも
)
れり。火に
翳
(
かざ
)
せる彼の手を見よ、玉の如くなり。さらば友禅模様ある
紫縮緬
(
むらさきちりめん
)
の
半襟
(
はんえり
)
に
韜
(
つつ
)
まれたる彼の胸を想へ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
秒(セコンド)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
びやう
(逆引き)
私
(
わたくし
)
も
其
(
それ
)
を
知
(
し
)
らぬではない、けれど
今
(
いま
)
は
容易
(
ようゐ
)
ならざる
急變
(
きふへん
)
の
塲合
(
ばあひ
)
である、一
分
(
ぷん
)
一
秒
(
びやう
)
の
遲速
(
ちそく
)
は
彼方
(
かなた
)
難破船
(
なんぱせん
)
のためには
生死
(
せいし
)
の
堺界
(
わかれめ
)
かも
知
(
し
)
れぬ、
加
(
くは
)
ふるに
本船
(
ほんせん
)
右舷
(
うげん
)
の
當番
(
たうばん
)
水夫
(
すゐふ
)
は
眼
(
め
)
あれども
眼無
(
めな
)
きが
如
(
ごと
)
く
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
秒(びやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ま
(逆引き)
まことや、魔の
睫毛
(
まつげ
)
一毫
(
ひとすじ
)
の
秒
(
ま
)
に、いま、右の目に鏨を丁と打ったと思うと
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
秒(ま)の例文をもっと
(1作品)
見る
“秒”の解説
秒(びょう、en: second, fr: seconde 、記号 s)は、国際単位系 (SI) における時間の単位である。他の量とは関係せず完全に独立して与えられる7つのSI基本単位の一つである。秒の単位記号は、「s」であり、「sec」などとしてはならない(秒#表記)。
(出典:Wikipedia)
秒
常用漢字
小3
部首:⽲
9画
“秒”を含む語句
秒時
秒刻
秒間
寸秒
一秒
毎秒
十五秒間
秒程
秒數
秒後
秒一秒
數秒間
数秒
半秒
十秒位
十數秒間
十六七秒目
分秒
八分一秒
五六秒位
...
“秒”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
シャルル・ペロー
押川春浪
徳冨蘆花
南部修太郎
林不忘
小熊秀雄
北原白秋
泉鏡花
夏目漱石