“寸秒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すんびょう66.7%
すんべう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(深く考えるにも及ばぬ。天機は寸秒(すんびょう)の間にもうごく。何よりはすぐ行動だ。着々、実行あるのみ。一難一難、身をもって当りつつ、その都度、ずばずば考えを決してゆけばよい)
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寸秒(すんびょう)の危機(きき)は目前(もくぜん)、おもわず、額(ひたい)や腋(わき)の下から、つめたい脂汗(あぶらあせ)をしぼって、ハッと、ときめきの息を一つ吐(は)いたが——その絶体絶命(ぜったいぜつめい)のとっさ、ふと、指さきに触(ふ)れたのは、さっき
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
落着(おちつ)いて相談(さうだん)と? ……此(こ)の上(うへ)何(なん)の相談(さうだん)を為(す)るんです。お浦(うら)を救(すく)ふのには一刻(いつこく)を争(あらそ)ふ、寸秒(すんべう)を惜(をし)む。早速(さつそく)さあ、人(ひと)の居(ゐ)ない小家(こや)、辻堂(つじだう)、祠(ほこら)、何(なん)でも構(かま)はん、其処(そこ)へ行(ゆ)かう。行(い)つて直(す)ぐに仕事(しごと)にかゝる。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)