“瞪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みは75.0%
みひら8.3%
みつ8.3%
みひ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帽子屋ばうしやはこれをいていちじるしくみはりました、が、つたことは、『何故なぜ嘴太鴉はしぶとがらす手習机てならひづくゑてるか?』と、たゞこれだけでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
かく言ひつつ彼は艶々つやつやあからみたる鉢割はちわれの広き額の陰に小く点せる金壺眼かねつぼまなこ心快こころよげにみひらきて、妻が例の如く外套がいとうぬがするままに立てり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
まったくわたしは吃驚びっくりして! 母などとは、きくもいまわしい、汚ない、黒いダブダブ女をみつめていた。
竜田姫たつたひめのうっとりと眼をほそくし、またぱっと目をみひらく様な、曇りつ照りつ寂しい暮秋の日。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)