“手習机”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てならひづくゑ75.0%
てならいづくえ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帽子屋ばうしやはこれをいていちじるしくみはりました、が、つたことは、『何故なぜ嘴太鴉はしぶとがらす手習机てならひづくゑてるか?』と、たゞこれだけでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
その紙の中から、一枚だけ拔いた平次は、死骸の前に置いた手習机てならひづくゑの上の、佛に供へた水にひたし、くる/\と卷いて、火箸ひばしさきほどに絞りあげました。
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
まずな調度の中に、二枚屏風びょうぶを逆様にして、お君の死体は寝かしてありました。枕許まくらもとには手習机てならいづくええて、引っきりなしにこうひねっている五十男は、お君の父親で清水屋の亭主の市兵衛でしょう。