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水夫
ふりがな文庫
“水夫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かこ
75.0%
すいふ
13.6%
ふなのり
4.5%
すゐふ
2.3%
デッキ
2.3%
マドロス
2.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かこ
(逆引き)
黙々とした
水夫
(
かこ
)
、おびえた夢に
苫
(
とま
)
をかぶっている旅客、
人魂
(
ひとだま
)
のような魚油燈、それらを乗せて、船脚は怖ろしいほど
迅
(
はや
)
くなっている。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水夫(かこ)の例文をもっと
(33作品)
見る
すいふ
(逆引き)
ニールスのおじいさんは
水夫
(
すいふ
)
でした。そして、生きていたときは、カールスクローナのことをまいにちのように話してくれました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
水夫(すいふ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ふなのり
(逆引き)
「あの太陽の色を御覧なさい。」博士は夫人の言葉も耳に
入
(
い
)
らぬらしく、
水夫
(
ふなのり
)
のやうに両手を
洋袴
(
づぼん
)
の隠しに突込みながら言つた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
水夫(ふなのり)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
すゐふ
(逆引き)
無論
(
むろん
)
です、けれど
本船
(
ほんせん
)
の
當番
(
たうばん
)
水夫
(
すゐふ
)
は
眼
(
め
)
の
無
(
な
)
い
奴
(
やつ
)
に、
情
(
こゝろ
)
の
無
(
な
)
い
奴
(
やつ
)
です、
一人
(
ひとり
)
は
茫然
(
ぼんやり
)
して
居
(
ゐ
)
ます、
一人
(
ひとり
)
は
知
(
し
)
つて
知
(
し
)
らぬ
顏
(
かほ
)
をして
居
(
ゐ
)
ます。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
水夫(すゐふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
デッキ
(逆引き)
水夫
(
デッキ
)
連中は沖へ出次第に小僧を餌にして
鱶
(
ふか
)
を釣ると云っているそうだし、機関室の連中は
汽鑵
(
ボイラ
)
に
突込
(
つっこ
)
んで石炭の足しにするんだと云ってフウフウ云っている。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
水夫(デッキ)の例文をもっと
(1作品)
見る
マドロス
(逆引き)
紳士方——左様、なかにはショコラアの様な
水夫
(
マドロス
)
も大勢いましたが、本当に立派な上流の紳士方も沢山、それは殆ど世界中のあらゆる国籍を網羅して出入していました。
象牙の牌
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
水夫(マドロス)の例文をもっと
(1作品)
見る
“水夫”の意味
《名詞》
船乗り。船舶の乗組員。
日本海軍で水兵の旧称。
(出典:Wiktionary)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“水夫”の類義語
水手
船員
水兵
舟人
船人
船手
海員
船方
船乗り
“水夫”の関連語
水兵
“水夫”で始まる語句
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水夫楫主
水夫部屋
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