“潜水夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もぐり37.5%
せんすいふ37.5%
ダイバー12.5%
もぐりのひと12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潜水夫もぐりが嫌になったとは、何ちゅう情ない奴ちゃ。鶴富組の御主人も言うたはったが、今に日本がアメリカやイギリスとってみイ。
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
出口のないこの竪坑たてこうはちょうど潜水鐘せんすいしょう(潜水器)が潜水夫せんすいふの役に立つと同じりくつになっているのだ。空気が竪坑にたくわえられていて、それが水のさして来る力をせき止めているのだ。
潜水して働ける深さの限度はだいたい三十ひろ(百八十尺)とされているが、マレー人やマニラ人の潜水夫ダイバーは十尋(六十尺)がせいぜいで、二十尋となると手も足も出ないのに
三界万霊塔 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
つたへくる潜水夫もぐりのひと作業さげふにか
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)