“潜水兜”の読み方と例文
読み方割合
せんすいかぶと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただし、潜水兜せんすいかぶととちがっているのは、その頂天てっぺんのところに、赤い一本の触角しょくかくのようなものが出ていて、これがたえず、ぷりぷりといや顫動せんどうをつづけているのだ。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
空気服というのは、身体のすっぽりはいる潜水服みたいなもので、あたまに潜水兜せんすいかぶとに似たかぶとをかぶる。しかし空気服についているかぶとは、前半分ほど透明だ。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
なぜなれば、こっちは潜水兜せんすいかぶとなんかをからだにつけているのだ。これをとって素顔を見せたりすると、たちまちあっぷあっぷで土左衛門どざえもんと変名しなくてはならない。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)