“潜水器”の読み方と例文
読み方割合
せんすいき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿論もちろん今日こんにちおいても潜水器せんすいき發明はつめいいま充分じゆうぶん完全くわんぜんにはすゝんでらぬから、この手段しゆだんとて絶對的ぜつたいてき應用おうようすること出來できぬのはまでもない。
漫々まん/\たる海洋かいやううへ金銀きんぎん財寳ざいほう滿載まんさいせるふねみとめたときには、ほうまた衝角しようかくをもつて一撃いちげきもとそのふね撃沈げきちんし、のち潜水器せんすいきしづめてその財寳ざいほう引揚ひきあげるさうである。
しきりに潜水器せんすいきしづめてるのがえましたが、其時そのとき丁度ちやうどとうりかゝつた英國エイこく郵便船いうびんせんすくはれて、めぐりめぐつて、ふたゝびネープルスのいへかへつたのは、それから一月ひとつきほどすぎてのことでした。