“金銀”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きんぎん83.3%
こんごん12.5%
こがねしろがね4.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漫々まん/\たる海洋かいやううへ金銀きんぎん財寳ざいほう滿載まんさいせるふねみとめたときには
しばらくするとこうにりっぱなもんえて、そのおく金銀きんぎんでふいた御殿ごてん屋根やねがあらわれました。
田原藤太 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
って、さっそくつづらのふたをあけますと、中から目のさめるような金銀きんぎんさんごや、宝珠ほうじゅたまが出てきました。
舌切りすずめ (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
それは、った小判こばんがほんとうの金銀きんぎん小判こばんで、自分じぶん大金持おおがねもちになったというゆめたのであります。
金銀小判 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ごちそうをべてしまうと、こんどは金銀きんぎん、さんご、るり、めのうと、いろいろのたからしました。
一寸法師 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
駿馬しゆんめ威徳ゐとく金銀こんごんさふらふ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
月の夜に水をかぶれば頭より金銀こんごん瑠璃るりの玉もこそちれ
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
さればにや仏も種々なる口をききたまいし中にも、ややともしては金銀こんごん瑠璃るりとのべられて、七宝の第一に説かれしなり。十万の浄土も荘厳しょうごんなにぞと尋ぬれば、みなみな黄金ずくめなり、孔子も老子も道をかたりひろめし中には、今日のろくを第一に述べられしなり。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
真女児は貴郎あなたが時どきここへ来ていっしょにいてくれるならいいと云って、金銀こがねしろがねを餝った太刀を出して来て、これはさきの夫の帯びていたものだと云ってくれた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)