“金銀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんぎん79.3%
こんごん10.3%
かね3.4%
きがねしろがね3.4%
こがねしろがね3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき、ふと、くに時分じぶんに、荷物にもつなかれてってきた金銀きんぎん細工物さいくものとさかずきのまだ、らずにあったことをおもいつきました。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さればにや仏も種々なる口をききたまいし中にも、ややともしては金銀こんごん瑠璃るりとのべられて、七宝の第一に説かれしなり。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
ふので、レツシング先生或時あるとき、机の上へ金銀かねをバラ/″\散らかしたまゝ、スーツと友達のうちへやつてまゐり、レ
ここにさきつま一一九ふたつなきたからにめで給ふ一二〇おびあり。これ常にかせ給へとてあたふるを見れば、金銀きがねしろがねを飾りたる太刀たちの、一二一あやしきまできたうたる古代の物なりける。
真女児は貴郎あなたが時どきここへ来ていっしょにいてくれるならいいと云って、金銀こがねしろがねを餝った太刀を出して来て、これはさきの夫の帯びていたものだと云ってくれた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)