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金銀
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きんぎん
ふりがな文庫
“
金銀
(
きんぎん
)” の例文
そのとき、ふと、
国
(
くに
)
を
出
(
で
)
る
時分
(
じぶん
)
に、
荷物
(
にもつ
)
の
中
(
なか
)
へ
入
(
い
)
れて
持
(
も
)
ってきた
金銀
(
きんぎん
)
の
細工物
(
さいくもの
)
とさかずきのまだ、
売
(
う
)
らずにあったことを
思
(
おも
)
いつきました。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
金銀
(
きんぎん
)
珠玉
(
しゆぎよく
)
巧
(
たくみ
)
を
極
(
きは
)
め、
喬木
(
けうぼく
)
高樓
(
かうろう
)
は
家々
(
かゝ
)
に
築
(
きづ
)
き、
花林曲池
(
くわりんきよくち
)
は
戸々
(
こゝ
)
に
穿
(
うが
)
つ。さるほどに
桃李
(
たうり
)
夏
(
なつ
)
緑
(
みどり
)
にして
竹柏
(
ちくはく
)
冬
(
ふゆ
)
青
(
あを
)
く、
霧
(
きり
)
芳
(
かんば
)
しく
風
(
かぜ
)
薫
(
かを
)
る。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
どこもかしこも
金銀
(
きんぎん
)
やさんごでできていて、お
庭
(
にわ
)
には
一年中
(
いちねんじゅう
)
栗
(
くり
)
や
柿
(
かき
)
やいろいろの
果物
(
くだもの
)
が、
取
(
と
)
りきれないほどなっていますよ。
くらげのお使い
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
『
日本書紀
(
につぽんしよき
)
』の
中
(
なか
)
にも、
新羅
(
しらぎ
)
の
國
(
くに
)
は
金銀
(
きんぎん
)
のたくさんにある
國
(
くに
)
であると
書
(
か
)
ゐてありますがそれは
確
(
たしか
)
にほんとうです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
若
(
も
)
し
漫々
(
まん/\
)
たる
海洋
(
かいやう
)
の
上
(
うへ
)
に
金銀
(
きんぎん
)
財寳
(
ざいほう
)
を
滿載
(
まんさい
)
せる
船
(
ふね
)
を
認
(
みと
)
めた
時
(
とき
)
には、
先
(
ま
)
づ
砲
(
ほう
)
又
(
また
)
は
衝角
(
しようかく
)
をもつて
一撃
(
いちげき
)
の
下
(
もと
)
に
其
(
その
)
船
(
ふね
)
を
撃沈
(
げきちん
)
し、
後
(
のち
)
に
潜水器
(
せんすいき
)
を
沈
(
しづ
)
めて
其
(
その
)
財寳
(
ざいほう
)
を
引揚
(
ひきあ
)
げる
相
(
さう
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
「いろいろですね。
金銀
(
きんぎん
)
、ニッケルやコバルトなどの
化合物
(
かごうぶつ
)
、そして
酸
(
さん
)
やアルカリです」
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
殺害
(
せつがい
)
に及び國元を
脱走
(
かけおち
)
爲
(
な
)
し當地へ
罷
(
まか
)
り出小川町
邊
(
へん
)
武家奉公
(
ぶけほうこう
)
に身分を
詐
(
いつは
)
りて
住込
(
すみこみ
)
奉公中所々にて
金銀
(
きんぎん
)
衣類等を
盜
(
ぬす
)
み取右の金を
資本
(
もとで
)
として當時の住所へ
借宅
(
しやくたく
)
なし醫業を表に種々の惡事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そのうちに、
皇子
(
おうじ
)
のほうからは、たびたび
催促
(
さいそく
)
があって、そのうえに、たくさんの
金銀
(
きんぎん
)
・
宝石
(
ほうせき
)
の
類
(
るい
)
を
車
(
くるま
)
に
積
(
つ
)
んで、お
姫
(
ひめ
)
さまに
贈
(
おく
)
られました。
赤い姫と黒い皇子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
哥太寛
(
こたいくわん
)
も
餞別
(
せんべつ
)
しました、
金銀
(
きんぎん
)
づくりの
脇差
(
わきざし
)
を、
片手
(
かたて
)
に、」と、
肱
(
ひぢ
)
を
張
(
は
)
つたが、
撓々
(
たよ/\
)
と
成
(
な
)
つて、
紫
(
むらさき
)
の
切
(
きれ
)
も
亂
(
みだ
)
るゝまゝに、
弛
(
ゆる
)
き
博多
(
はかた
)
の
伊達卷
(
だてまき
)
へ。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ごちそうを
食
(
た
)
べてしまうと、こんどは
金銀
(
きんぎん
)
、さんご、るり、めのうと、いろいろの
宝
(
たから
)
を
打
(
う
)
ち
出
(
だ
)
しました。
一寸法師
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
耳に
挾
(
はさ
)
み神奈川より付て參り
江尻
(
えじり
)
に於て其
侍士
(
さふらひ
)
を切殺し
金銀
(
きんぎん
)
諸品
(
しよしな
)
奪
(
うば
)
ひ取候と申立ければ
潔
(
いさぎ
)
よき白状
神妙
(
しんめう
)
なり又
幸之進
(
かうのしん
)
を殺せしは
誰
(
たれ
)
にて
馬士
(
まご
)
を殺たるは誰なるやと
尋
(
たづね
)
られしに幸之進を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
男
(
おとこ
)
が
去
(
さ
)
った
後
(
あと
)
で、
娘
(
むすめ
)
は
袋
(
ふくろ
)
を
開
(
あ
)
けてみますと、その
中
(
なか
)
には、
無数
(
むすう
)
の
金銀
(
きんぎん
)
の
粉
(
こな
)
が
入
(
はい
)
っていて、
目
(
め
)
もくらむばかりでありました。
ろうそくと貝がら
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
時
(
とき
)
の
流行
(
りうかう
)
といへば、
別
(
べつ
)
して
婦人
(
ふじん
)
が
見得
(
みえ
)
と
憧憬
(
しようけい
)
の
的
(
まと
)
にする……
的
(
まと
)
となれば、
金銀
(
きんぎん
)
相
(
あひ
)
輝
(
かゞや
)
く。
弓
(
ゆみ
)
を
學
(
まな
)
ぶものの、
三年
(
さんねん
)
凝視
(
ぎようし
)
の
瞳
(
ひとみ
)
には
的
(
まと
)
の
虱
(
しらみ
)
も
其
(
そ
)
の
大
(
おほ
)
きさ
車輪
(
しやりん
)
である。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しばらくすると
向
(
む
)
こうにりっぱな
門
(
もん
)
が
見
(
み
)
えて、その
奥
(
おく
)
に
金銀
(
きんぎん
)
でふいた
御殿
(
ごてん
)
の
屋根
(
やね
)
があらわれました。
田原藤太
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
このとき、
占
(
うらな
)
い
者
(
しゃ
)
は
空
(
そら
)
を
仰
(
あお
)
ぎました。いつしか
空
(
そら
)
には、
金銀
(
きんぎん
)
の
砂
(
すな
)
をまいたように、
燦爛
(
さんらん
)
として
星
(
ほし
)
が
輝
(
かがや
)
いていました。
北海の白鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
下
(
した
)
に
又
(
また
)
棚
(
たな
)
ありて
金銀
(
きんぎん
)
珠玉
(
しゆぎよく
)
を
裝
(
も
)
れり。
西
(
にし
)
の
房
(
ばう
)
には
漆器
(
しつき
)
あり。
蒔繪
(
まきゑ
)
新
(
あらた
)
なるものの
如
(
ごと
)
し。さて
其
(
その
)
北
(
きた
)
の
房
(
ばう
)
にこそ、
珠
(
たま
)
以
(
も
)
て
飾
(
かざ
)
りたる
棺
(
ひつぎ
)
ありけれ。
内
(
うち
)
に
一人
(
いちにん
)
の
玉女
(
ぎよくぢよ
)
あり。
生
(
い
)
けるが
如
(
ごと
)
し。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と
言
(
い
)
って、さっそくつづらのふたをあけますと、中から目のさめるような
金銀
(
きんぎん
)
さんごや、
宝珠
(
ほうじゅ
)
の
玉
(
たま
)
が出てきました。それを
見
(
み
)
るとおじいさんは、とくいらしい
顔
(
かお
)
をして
言
(
い
)
いました。
舌切りすずめ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
そして、
戸
(
と
)
だなの
中
(
なか
)
から、
昨夜
(
ゆうべ
)
買
(
か
)
った
金銀
(
きんぎん
)
の
小判
(
こばん
)
を
取
(
と
)
り
出
(
だ
)
してみようとしますと、また、いつ
変
(
か
)
わったものか、やはりせんべいの
小判
(
こばん
)
であったのであります。
金銀小判
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こゝに
於
(
おい
)
て、はじめは
曲巷
(
ちまた
)
の
其處此處
(
そここゝ
)
より、やがては
華屋
(
くわをく
)
、
朱門
(
しゆもん
)
に
召
(
め
)
されて、
其
(
そ
)
の
奧
(
おく
)
に
入
(
い
)
らざる
處
(
ところ
)
殆
(
ほとん
)
ど
尠
(
すくな
)
く、
彼
(
かれ
)
を
召
(
め
)
すもの、
皆
(
み
)
な
其
(
そ
)
の
不具
(
ふぐ
)
にして
艷
(
えん
)
なるを
惜
(
をし
)
みて、
金銀
(
きんぎん
)
衣裳
(
いしやう
)
を
施
(
ほどこ
)
す。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
するとどうでしょう、中を目のくらむような
金銀
(
きんぎん
)
さんごと
思
(
おも
)
いの
外
(
ほか
)
、
三
(
み
)
つ
目
(
め
)
小僧
(
こぞう
)
だの、
一
(
ひと
)
つ
目
(
め
)
小僧
(
こぞう
)
だの、がま
入道
(
にゅうどう
)
だの、いろいろなお
化
(
ば
)
けがにょろにょろ、にょろにょろ
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
して
舌切りすずめ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
年寄
(
としよ
)
りのいうことですが、なんでも
静
(
しず
)
かな
真昼
(
まひる
)
ごろ、
足音
(
あしおと
)
をたてずに、
池
(
いけ
)
へ
近
(
ちか
)
よると、
金銀
(
きんぎん
)
の二
匹
(
ひき
)
のへびが、たわむれながら、
水面
(
すいめん
)
を
泳
(
およ
)
いで、お
社
(
やしろ
)
のほうへ
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
時
(
とき
)
は
十二月
(
じふにぐわつ
)
なんだけれど、
五月
(
ごぐわつ
)
のお
節句
(
せつく
)
の、
此
(
これ
)
は
鯉
(
こひ
)
、
其
(
それ
)
は
金銀
(
きんぎん
)
の
絲
(
いと
)
の
翼
(
つばさ
)
、
輝
(
かゞや
)
く
虹
(
にじ
)
を
手鞠
(
てまり
)
にして
投
(
な
)
げたやうに、
空
(
そら
)
を
舞
(
ま
)
つて
居
(
ゐ
)
た
孔雀
(
くじやく
)
も、
最
(
も
)
う
庭
(
には
)
へ
歸
(
かへ
)
つて
居
(
ゐ
)
るの……
燻占
(
たきし
)
めはせぬけれど
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
するとその
拍子
(
ひょうし
)
に
頭
(
あたま
)
の
鉢
(
はち
)
がぽっくり
落
(
お
)
ちて、それといっしょに、ばらばらと
金銀
(
きんぎん
)
や
宝石
(
ほうせき
)
がこぼれ
落
(
お
)
ちました。
宰相
(
さいしょう
)
はこの
時
(
とき
)
はじめて
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
で
鉢
(
はち
)
かつぎのきれいな
顔
(
かお
)
を
見
(
み
)
て、びっくりしてしまいました。
鉢かつぎ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
それは
金銀
(
きんぎん
)
宝石
(
ほうせき
)
を
積
(
つ
)
んだ
幽霊船
(
ゆうれいぶね
)
が、ある
港
(
みなと
)
へ
着
(
つ
)
いたときに、そのお
金
(
かね
)
や
宝石
(
ほうせき
)
がほしいばかりに、
幽霊
(
ゆうれい
)
を
自分
(
じぶん
)
の
家
(
うち
)
につれてきて
泊
(
と
)
めた、
欲深者
(
よくふかもの
)
の
話
(
はなし
)
でありました。
善いことをした喜び
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いざ、
金銀
(
きんぎん
)
の
扇
(
あふぎ
)
、
立
(
た
)
つて
舞
(
ま
)
ふよと
見
(
み
)
れば、
圓髷
(
まげ
)
の
婦
(
をんな
)
、なよやかにすらりと
浮
(
う
)
きて、
年下
(
としした
)
の
島田
(
しまだ
)
の
鬢
(
びん
)
のほつれを、
透彫
(
すかしぼり
)
の
櫛
(
くし
)
に、
掻撫
(
かいな
)
でつ。
心憎
(
こゝろにく
)
し。
鐘
(
かね
)
の
音
(
ね
)
の
傳
(
つた
)
ふらく、
此
(
こ
)
の
船
(
ふね
)
、
深川
(
ふかがは
)
の
木場
(
きば
)
に
歸
(
かへ
)
る。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
お
姫
(
ひめ
)
さまは、だれも
気
(
き
)
のつかないうちに、あちらの
島
(
しま
)
へ
身
(
み
)
を
隠
(
かく
)
すことになさいました。ある
日
(
ひ
)
のこと三
人
(
にん
)
の
侍女
(
こしもと
)
とともに、たくさんの
金銀
(
きんぎん
)
を
船
(
ふね
)
に
積
(
つ
)
まれました。
赤い姫と黒い皇子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
水
(
みづ
)
は
金銀
(
きんぎん
)
の
縫目
(
ぬひめ
)
である。
川中島
(
かはなかじま
)
さへ
遙
(
はるか
)
に
思
(
おも
)
ふ。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「それは、りこうな、りっぱな
皇子
(
おうじ
)
であらせられます。
御殿
(
ごてん
)
は
金銀
(
きんぎん
)
で
飾
(
かざ
)
られていますし、
都
(
みやこ
)
は
広
(
ひろ
)
く、にぎやかで、きれいでございます。」と、
家来
(
けらい
)
は
答
(
こた
)
えました。
赤い姫と黒い皇子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
幸作
(
こうさく
)
は
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
ました。それは、
買
(
か
)
った
小判
(
こばん
)
がほんとうの
金銀
(
きんぎん
)
の
小判
(
こばん
)
で、
自分
(
じぶん
)
は
大金持
(
おおがねも
)
ちになったという
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
たのであります。
彼
(
かれ
)
は
驚
(
おどろ
)
きと
喜
(
よろこ
)
びから
目
(
め
)
をさましました。
金銀小判
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
幸作
(
こうさく
)
は、ますます
不思議
(
ふしぎ
)
に
思
(
おも
)
って、それを
両手
(
りょうて
)
でつかんで
畳
(
たたみ
)
の
上
(
うえ
)
へ
下
(
お
)
ろしてみますと、いつのまに
変
(
か
)
わったのか、まったくほんとうの
金銀
(
きんぎん
)
の
小判
(
こばん
)
の
包
(
つつ
)
みでありました。
金銀小判
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうど、このとき、
美
(
うつく
)
しい
花嫁
(
はなよめ
)
を
乗
(
の
)
せた
自動車
(
じどうしゃ
)
が
通
(
とお
)
りました。
花嫁
(
はなよめ
)
は、
金銀
(
きんぎん
)
・
宝石
(
ほうせき
)
で、
頭
(
あたま
)
や、
手
(
て
)
や
胸
(
むね
)
を
飾
(
かざ
)
っていました。そして、はなやかな
空想
(
くうそう
)
にふけっていました。
おけらになった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
下
(
した
)
には
窓
(
まど
)
があって、一つのガラス
窓
(
まど
)
の
中
(
なか
)
には、それは
美
(
うつく
)
しいものばかりがならべてありました。
金銀
(
きんぎん
)
の
時計
(
とけい
)
や、
指輪
(
ゆびわ
)
や、
赤
(
あか
)
・
青
(
あお
)
・
紫
(
むらさき
)
、いろいろの
色
(
いろ
)
の
宝石
(
ほうせき
)
が
星
(
ほし
)
のように
輝
(
かがや
)
いていました。
青い時計台
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼
(
かれ
)
は、
昔
(
むかし
)
から
家
(
いえ
)
にあった
掛
(
か
)
け
物
(
もの
)
や、
金銀
(
きんぎん
)
の
小
(
ちい
)
さな
細工物
(
さいくもの
)
や、また、
長
(
なが
)
く
仏
(
ほとけ
)
さまに
酒
(
さけ
)
を
上
(
あ
)
げるさかずきになっていた、ひきだしの
中
(
なか
)
にしまってあった
利助
(
りすけ
)
のさかずきなどをひとまとめにして
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“金銀”の意味
《名詞》
金銀(きんぎん)
金と銀。
金貨と銀貨。金銭。
将棋の駒で金将と銀将。
(出典:Wiktionary)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
“金銀”で始まる語句
金銀廟
金銀細工
金銀造
金銀迄
金銀貨
金銀泥
金銀等
金銀瑠璃
金銀財帛
金銀象眼