“川中島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かわなかじま60.0%
かはなかじま40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
川中島かわなかじま合戦」といわれる両家のあらそいは天文てんもん二十二年(一五五三)から永禄えいろく七年(一五六四)まで、十年余日にわたってくりかえされたものであるが
城を守る者 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
信州川中島かわなかじま地方で二月八日に作るチウギ餅なども、餅とはっても至って柔かなものだと見えて、この日は子どもがそれを持って行って、道祖神どうそじんの石像の顔に塗りつける。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
眞田家さなだけ領地りやうち信州しんしう川中島かはなかじまは、列國れつこくまれなる損場そんばにて、年々とし/″\損毛そんまう大方おほかたならざるに、歴世れきせいこの家柄いへがらとて、殖産しよくさんみち發達はつたつせず、貯藏ちよざう如何いかんかへりみざりしかば、當時たうじ不如意ふによいはむかたかりし。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
みづ金銀きんぎん縫目ぬひめである。川中島かはなかじまさへはるかおもふ。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)