“石川島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしかわじま60.0%
いしかはじま40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内閣総理大臣兼内務大臣陸軍中将従二位勲一等伯爵山県有朋やまがたありともを筆頭とし、監獄石川島いしかわじま分署看守副長十等野口正義を末尾とするところの
武鑑譜 (新字新仮名) / 服部之総(著)
全く石川島いしかわじまの工場をうしろにして幾艘となく帆柱を連ねて碇泊ていはくするさまざまな日本風の荷船や西洋形の帆前船ほまえせんを見ればおのずと特種の詩情がもよおされる。
全く石川島いしかはじまの工場をうしろにして幾艘となく帆柱を連ねて碇泊するさま/″\な日本風の荷船や西洋形の帆前船ほまへせんを見ればおのづと特種の詩情がもよほされる。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
一日のはげしい勞働につかれて、機械が吐くやうな、重つくるしい煙りが、石川島いしかはじまの工場の烟突から立昇つてゐる。つくだから出た渡船わたしぶねには、職工しよくこうが多く乘つてゐる。
佃のわたし (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)