“小石川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こいしかわ78.8%
こいしかは19.2%
こいしがわ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私が、まだ十一二の時、私のいえ小石川こいしかわ武島町たけじまちょうにありました。そして小石川の伝通院でんずういんのそばにある、礫川れきせん学校がっこうへ通っていました。
納豆合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「そして、そのおうちへ、小ちやなすゞちやんが生れて来るのですよ。」と、小石川こいしかはのお祖母ばあちやまがそつと二人におつしやいました。ぽつぽは
ぽつぽのお手帳 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
処が十日ばかり前に小石川こいしがわから来て私に妾になれと言わないばかりなのよ、あのお前の思案かんがえ一つでお梅や源ちゃんにも衣服きものが着せてやられて、甘味おいしいものが食べさされるッて……
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)