“伝通院”のいろいろな読み方と例文
旧字:傳通院
読み方(ふりがな)割合
でんずういん68.2%
でんづういん22.7%
でんつういん9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“伝通院”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本4.2%
芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎4.0%
芸術・美術 > 絵画 > 日本画1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
産れは八王子のずっと手前の、ある小さい町で、叔父おじ伝通院でんずういん前にかなりな鰹節屋かつぶしやを出していた。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
その蝙蝠冠兵衛ほどのしたたか者も、伝通院でんずういん前の成瀬屋に忍び込んだ時は、取返しのつかぬ失策をしてしまいました。
このお菊の霊は伝通院でんづういん了誉上人りょうよしょうにん解脱げだつさしたのであった。
皿屋敷 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「どうもおすまさんは伝通院でんづういんの近くにいるらしい」
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
なんでも、高等学校の確か二年生であった頃ですが、若杉さんは、ある晩、春日かすが町から伝通院でんつういんの方へ富坂とみざかを登っていたそうです。
若杉裁判長 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
お悦は真赤な頬をふくらし乳母も共々、私に向って、狐つき、狐の祟り、狐の人をばかす事、伝通院でんつういん裏の沢蔵稲荷たくぞういなり霊験れいげんなぞ、こまごまと話して聞かせるので
(新字新仮名) / 永井荷風(著)