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伝通院
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でんづういん
ふりがな文庫
“
伝通院
(
でんづういん
)” の例文
旧字:
傳通院
丁度この見晴しと相対するものは
則
(
すなわ
)
ち小石川
伝通院
(
でんづういん
)
前の
安藤坂
(
あんどうざか
)
で、それと並行する
金剛寺坂
(
こんごうじざか
)
荒木坂
(
あらきざか
)
服部坂
(
はっとりざか
)
大日坂
(
だいにちざか
)
などは皆
斉
(
ひと
)
しく小石川より牛込
赤城番町辺
(
あかぎばんちょうへん
)
を見渡すによい。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「お
文
(
ぶん
)
さんという、
常磐津
(
ときわず
)
の地で、
地弾
(
じび
)
きをしてくれる人が、あたしを可愛がってね。小石川
伝通院
(
でんづういん
)
にいた、高名な三津江師匠のところへ連れてってくれたのだが芸は
怖
(
こわ
)
い。」
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
それは小石川の
伝通院
(
でんづういん
)
脇の下宿に居る時であった。此下宿は体裁は余り好くなかったが、それでも
所謂
(
いわゆる
)
高等下宿で、学生は大学生が一人だったか、二人だったか、居たかと思う。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
このお菊の霊は
伝通院
(
でんづういん
)
の
了誉上人
(
りょうよしょうにん
)
が
解脱
(
げだつ
)
さしたのであった。
皿屋敷
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「どうもおすまさんは
伝通院
(
でんづういん
)
の近くにいるらしい」
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
“伝通院”の解説
伝通院(でんづういん)は、東京都文京区小石川三丁目の高台にある浄土宗の寺。正式名称は、無量山 伝通院 寿経寺(むりょうざん・でんづういん・じゅきょうじ)。または小石川伝通院とも。徳川将軍家の菩提寺。江戸三十三箇所観音札所の第十二番札所。
(出典:Wikipedia)
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
“伝通院”で始まる語句
伝通院前
伝通院地内