“常磐津”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ときわず72.5%
ときはづ13.7%
ときわづ13.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのほかに直接間接に劇の趣味を涵養かんようしてくれたのは、かの定さんの借りている女髪結の家の娘が常磐津ときわずを習っていることであった。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
俳諧師はいかいし松風庵蘿月しようふうあんらげつ今戸いまど常磐津ときはづ師匠しゝやうをしてゐるじついもうとをば今年は盂蘭盆うらぼんにもたづねずにしまつたので毎日その事のみ気にしてゐる。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
そこで常磐津ときわづの稽古をはじめだしたのですが、これがその自分でいうと変ですが、なまじ器用な声がでたりなにかするところから
初看板 (新字新仮名) / 正岡容(著)