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常磐樹
ふりがな文庫
“常磐樹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ときわぎ
76.9%
ときはぎ
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ときわぎ
(逆引き)
翠緑
(
みどり
)
眼醒めんばかりの
常磐樹
(
ときわぎ
)
が美しい林間の逍遥路を作り、林泉の女神の彫刻の傍にはいずれが女神と見紛う真っ白な肌も
露
(
あらわ
)
に
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
もう色のあるものと云っては、
常磐樹
(
ときわぎ
)
に交って、梅もどきやなんぞのような、赤い実のなっている木が、あちこちに残っているばかりである。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
常磐樹(ときわぎ)の例文をもっと
(10作品)
見る
ときはぎ
(逆引き)
路に近き丘の上には、「チプレツソオ」、「ピニヨロ」なんどの
常磐樹
(
ときはぎ
)
立てるが、怪しげなる輪廓を、鋭く空に
畫
(
ゑが
)
きたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
出口
(
でぐち
)
の
柳
(
やなぎ
)
を
振向
(
ふりむ
)
いて
見
(
み
)
ると、
間
(
ま
)
もなく、
俥
(
くるま
)
は、
御神燈
(
ごしんとう
)
を
軒
(
のき
)
に
掛
(
か
)
けた、
格子
(
かうし
)
づくりの
家居
(
いへゐ
)
の
並
(
なら
)
んだ
中
(
なか
)
を、
常磐樹
(
ときはぎ
)
の
影
(
かげ
)
透
(
す
)
いて、
颯
(
さつ
)
と
紅
(
べに
)
を
流
(
なが
)
したやうな
式臺
(
しきだい
)
へ
着
(
つ
)
いた。
明山閣
(
めいざんかく
)
である。
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
常磐樹(ときはぎ)の例文をもっと
(3作品)
見る
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
磐
漢検準1級
部首:⽯
15画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
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