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『皿屋敷』
ふりがな文庫
『
皿屋敷
(
さらやしき
)
』
番町の青山主膳の家の台所では、婢のお菊が正月二日の昼の祝いの済んだ後の膳具を始末していた。この壮い美しい婢は、粗相して冷酷な主人夫婦の折檻に逢わないようにとおずおず働いているのであった。 その時お菊のしまつしているのは主人が秘蔵の南京古渡の …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
婢
(
げじょ
)
機
(
はずみ
)
穢
(
けがれ
)
己
(
じぶん
)
結句
(
あげく
)
破
(
わ
)
沢
(
つや
)
奴
(
め
)
空室
(
あきべや
)
脱
(
ぬ
)
痩
(
や
)
罵
(
ののし
)
顫
(
ふる
)
膳具
(
ぜんぐ
)
菊
(
きく
)
解脱
(
げだつ
)
逢
(
あ
)
邸
(
やしき
)
酷
(
ひど
)
一疋
(
いっぴき
)
番町
(
ばんちょう
)
産処
(
うぶや
)
焼肴
(
やきざかな
)
斬
(
き
)
掴
(
つか
)
折檻
(
せっかん
)
引摺
(
ひきず
)
小柄
(
こづか
)
室
(
へや
)
妾
(
めかけ
)
壮
(
わか
)
咥
(
くわ
)
吝嗇
(
りんしょく
)
傍
(
そば
)
伴
(
つ
)