“膳具”の読み方と例文
読み方割合
ぜんぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
番町(ばんちょう)の青山主膳(あおやましゅぜん)の家の台所では、婢(げじょ)のお菊(きく)が正月二日の昼の祝いの済んだ後の膳具(ぜんぐ)を始末していた。
皿屋敷 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
甲(かん)の浦(うら)沖を過ぐと云う頃ハッチより飯櫃(めしびつ)膳具(ぜんぐ)を取り下ろすボーイの声八(や)ヶましきは早や夕飯なるべし。少し大胆になりて起き上がり箸を取るに頭思いの外(ほか)に軽くて胸も苦しからず。
東上記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)