“膳拵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんごしら93.3%
ぜんごしらへ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義理にもそのままは帰せなかった、上へあげて膳拵ぜんごしらえをすると、もう少し呑んでいるらしい幸太は、源六と差向いになって盃を取った。
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
自分の食べ物でも膳拵ぜんごしらへでも、お仕舞まで別にして、他の者には手もつけさせません。それに男を汚ながることは無類で、男便所の前は鼻を
出しくれよと逆立せきたてられ下女はあわて膳拵ぜんごしらへすれば大膳は食事を仕舞ひ用意も底々そこ/\に龜屋をこそは出立せり最前さいぜんの如く江戸の方へはゆか引返ひきかへして足にまかせてまたかみの方へと赴きける主人の徳右衞門は表の戸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)