トップ
>
膳椀
ふりがな文庫
“膳椀”の読み方と例文
読み方
割合
ぜんわん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜんわん
(逆引き)
ガラクタと言つても大家で、
膳椀
(
ぜんわん
)
も布團も立派に使へるものばかり。土藏へ行くのが面倒で、日用の雜器を此處へ入れて置くのでせう。
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
つひに玄関より上りたるに、その次の間には朱と黒との
膳椀
(
ぜんわん
)
をあまた取り出したり。奥の座敷には火鉢ありて
鉄瓶
(
てつびん
)
の湯のたぎれるを見たり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
先生は書斎においでですからと言いながら、手を休めずに、
膳椀
(
ぜんわん
)
を洗っている。今
晩食
(
ゆうめし
)
がすんだばかりのところらしい。
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
膳椀(ぜんわん)の例文をもっと
(19作品)
見る
膳
常用漢字
中学
部首:⾁
16画
椀
漢検準1級
部首:⽊
12画
“膳椀”で始まる語句
膳椀食具
検索の候補
膳椀食具
“膳椀”のふりがなが多い著者
宮崎湖処子
淡島寒月
徳田秋声
柳田国男
夏目漱石
長塚節
中里介山
島崎藤村
森鴎外
永井荷風