“解脱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げだつ95.8%
けだち1.4%
げだち1.4%
のが1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の時に疾翔大力、爾迦夷るかいに告げていわく、あきらかに聴け諦に聴け。くこれを思念せよ。我今なんじに梟鵄諸の悪禽あくきん離苦りく解脱げだつの道を述べんと。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
あな解脱けだち、——さばかりの
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
解脱げだち常宮とこみや、——歌の御園みその
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
一瞬時なりともこの苦悩この煩悶を解脱のがれようとつとめ、ややしばらくの間というものは身動もせず息気いきをも吐かず死人の如くに成っていたが、倏忽たちまち勃然むっく跳起はねおきて
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)