“解脱母”の読み方と例文
読み方割合
げだつぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その花は菊、罌粟けし解脱母げだつぼの花、小木蓮しょうもくれん欝金香うこんこうその他種々の花が多く御殿の椽先に鉢植えで置いてあるです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その村のお寺にスン・チュン・ドルマ(物言う解脱母げだつぼ)という菩薩が居るの像があるので、その姿は三尺ばかり、非常に綺麗なもので、いかにも物を言うたような、今でも物を言いそうにあるのです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)