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結句
ふりがな文庫
“結句”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けっく
63.9%
けつく
25.0%
あげく
5.6%
けツく
2.8%
つまり
2.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けっく
(逆引き)
さりながら嬢と中川は向う側にあり、客の三人
此方
(
こなた
)
に並んで
坐
(
ざ
)
せり。
結句
(
けっく
)
この方が嬢の顔を見られて都合好しと大原は
強
(
あなが
)
ちに
悔
(
くや
)
まず。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
結句(けっく)の例文をもっと
(23作品)
見る
けつく
(逆引き)
家
(
うち
)
ぢやお姉さんが早う死んだし、勝も長生きをせんやうに思はれるけれど、
女子
(
をなご
)
は婆さんになるまで生きて居らん方が
結句
(
けつく
)
仕合せなやうに思はれる。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
結句(けつく)の例文をもっと
(9作品)
見る
あげく
(逆引き)
奥方は罵り罵りお菊をさいなんだ
結句
(
あげく
)
主膳の
室
(
へや
)
へ
引摺
(
ひきず
)
って往った。濃い
沢
(
つや
)
つやしたお菊の髪はこわれてばらばらになっていた。お菊は肩を波打たせて苦しんでいた。
皿屋敷
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
結句(あげく)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
けツく
(逆引き)
戸外
(
おもて
)
へは
近
(
ちか
)
うござんすが、
夏
(
なつ
)
は
広
(
ひろ
)
い
方
(
はう
)
が
結句
(
けツく
)
宜
(
よ
)
うございませう、
私
(
わたくし
)
どもは
納戸
(
なんど
)
へ
臥
(
ふ
)
せりますから、
貴僧
(
あなた
)
は
此処
(
こゝ
)
へお
広
(
ひろ
)
くお
寛
(
くつろ
)
ぎが
可
(
よ
)
うござんす、
一寸
(
ちよいと
)
待
(
ま
)
つて。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
結句(けツく)の例文をもっと
(1作品)
見る
つまり
(逆引き)
結句
(
つまり
)
は親子三匹して、命を
捨
(
すつ
)
るに異ならねば、これ貞に似て貞にあらず、
真
(
まこと
)
の犬死とはこの事なり。かくと心に思ひしかば、忍びがたき処を忍び、
堪
(
こら
)
えがたきを
漸
(
ようや
)
く堪えて、
見在
(
みすみす
)
雄を殺せしが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
結句(つまり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“結句”の意味
《名詞》
詩歌の最後の句。
文章をしめくくること。
《形容動詞》
とどのつまり。結局。
かえって。むしろ。
(出典:Wiktionary)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
句
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
“結”で始まる語句
結
結構
結婚
結局
結果
結城
結納
結目
結綿
結縁
“結句”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
三遊亭円朝
樋口一葉
岩野泡鳴
作者不詳
泉鏡太郎
吉川英治
夏目漱石
正宗白鳥
中里介山