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結句
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あげく
ふりがな文庫
“
結句
(
あげく
)” の例文
奥方は罵り罵りお菊をさいなんだ
結句
(
あげく
)
主膳の
室
(
へや
)
へ
引摺
(
ひきず
)
って往った。濃い
沢
(
つや
)
つやしたお菊の髪はこわれてばらばらになっていた。お菊は肩を波打たせて苦しんでいた。
皿屋敷
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
己
(
じぶん
)
の
秘
(
ひそか
)
に行った
自恂
(
じい
)
の行為を、いっしょに宿にいた友人が、下宿の者や、附近の者にふれ歩いたと思いだして、それから皆の顔に嘲笑が見えだし、その友人と大喧嘩をした
結句
(
あげく
)
、
素人
(
しろうと
)
下宿へ往ったが
妖影
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“結句”の意味
《名詞》
詩歌の最後の句。
文章をしめくくること。
《形容動詞》
とどのつまり。結局。
かえって。むしろ。
(出典:Wiktionary)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
句
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
“結”で始まる語句
結
結構
結婚
結局
結果
結城
結納
結目
結綿
結縁