“こいしかは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小石川90.9%
礫川9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
調とゝのさふらひ兩人に提灯持鎗持草履取三人越前守主從しゆじう四人都合十人にて小石川こいしかは御屋形を立出たちいで數寄屋橋御門内なる町奉行御役宅をさしいそゆくはやこく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
もつと小石川こいしかは白山はくさんうへ追分おひわけのあたりより、一圓いちゑん高臺たかだいなれども、ひかりうすければ小雨こさめのあともみちかわかず。
森の紫陽花 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
學士がくし昨夜さくや礫川こいしかはなるそのやしきで、たしか寢床ねどこはひつたことをつて、あとはあたかゆめのやう。いまうつゝともおぼえず。
三尺角拾遺:(木精) (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)