“主從”のいろいろな読み方と例文
新字:主従
読み方割合
しうじう30.8%
しゆうじう23.1%
しゆじう23.1%
しうじゆう7.7%
しう/″\7.7%
しゆじゆう7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
致し江戸表へ參り親子しんし對面たいめんする上は是迄の舊惡きうあくは殘らずゆるつかはすべしとの言葉に大膳は有難く拜伏はいふくし茲に主從しうじうの約をなし左京をもすゝめてこれも主家來の盃盞さかづき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さればこそくれやすき、秋日あきのひ短時間たんじかんに、糸子いとこ主從しゆうじう竹村夫人たけむらふじん胸中きようちう知己ちきとぞなれりける
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「旦那、氣が付きなすつたかい。父子主從しゆじう三人一緒に死ぬのも因縁事いんねんごとだ。へツ/\、かへつてあきらめが付いてようがせう」
なにきておんさげすみはづかしゝ、むつましかりしも道理だうり主從しうじゆうとはのみなりしならんなど、きみおもはれたてまつらん口惜くちをしさよ、これゆゑ雪三せつざうゆゑなり、松野まつの邪心じやしん一ツゆゑぞ
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
生涯しやうがい保護者ほごしやとはなるべきにや、おもへばいとも覺束おぼつかなきことなり、れに主從しう/″\關係くわんけいなくば、松野雪三まつのせつざうならずは、青柳あおやぎいとぢやうりて、生涯しやうがい保護者ほごしやとならんものあめしたまたとはあるまじ
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
つて賛成さんせい主從しゆじゆう日夜にちやひたひをあつめて其方法そのはうはふかうたりき
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)