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主從
読み方 | 割合 |
しうじう | 30.8% |
しゆうじう | 23.1% |
しゆじう | 23.1% |
しうじゆう | 7.7% |
しう/″\ | 7.7% |
しゆじゆう | 7.7% |
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致し江戸表へ參り
親子對面する上は是迄の
舊惡は殘らず
赦し
遣すべしとの言葉に大膳は有難く
拜伏し茲に
主從の約をなし左京をも
進めて
此も主家來の
盃盞を
「旦那、氣が付きなすつたかい。父子
主從三人一緒に死ぬのも
因縁事だ。へツ/\、
却つてあきらめが付いてようがせう」
何は
置きて
御さげすみ
恥かしゝ、
睦ましかりしも
道理、
主從とは
名のみなりしならんなど、
彼の
君に
思はれ
奉らん
口惜しさよ、
是も
誰れ
故雪三故なり、
松野が
邪心一ツゆゑぞ
生涯の
保護者とはなるべきにや、
思へばいとも
覺束なきことなり、
我れに
主從の
關係なくば、
我れ
松野雪三ならずは、
青柳いと
子孃の
手を
取りて、
生涯の
保護者とならんもの
天が
下に
又とはあるまじ
拍つて
賛成し
主從日夜額をあつめて
其方法を
講じ
居たりき