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主從
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しゆじう
ふりがな文庫
“
主從
(
しゆじう
)” の例文
新字:
主従
「旦那、氣が付きなすつたかい。父子
主從
(
しゆじう
)
三人一緒に死ぬのも
因縁事
(
いんねんごと
)
だ。へツ/\、
却
(
かへ
)
つてあきらめが付いてようがせう」
銭形平次捕物控:006 復讐鬼の姿
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
調
(
とゝの
)
へ
侍
(
さふら
)
ひ兩人に提灯持鎗持草履取三人越前守
主從
(
しゆじう
)
四人都合十人にて
小石川
(
こいしかは
)
御屋形を
立出
(
たちいで
)
數寄屋橋御門内なる町奉行御役宅を
指
(
さし
)
て
急
(
いそ
)
ぎ
行
(
ゆく
)
早
(
はや
)
夜
(
よ
)
も
子
(
ね
)
の
刻
(
こく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
傍邊
(
かたはら
)
に聞居たりし後藤は
彌々
(
いよ/\
)
立腹
(
りつぷく
)
し夫は如何にも油屋の
奴輩
(
やつばら
)
不屆
(
ふとゞき
)
なり何にしても其久兵衞と
云
(
いふ
)
奴
(
やつ
)
が
惡者
(
わるもの
)
に相違なし
主從
(
しゆじう
)
して
嫁
(
よめ
)
へ
不義
(
ふぎ
)
を
仕懸
(
しかけ
)
るとは
大膽不敵
(
だいたんふてき
)
なり其上
離縁状
(
りえんじやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
根岸の寮に居るお
雛
(
ひな
)
主從
(
しゆじう
)
が、何か思案に餘ることがあつて、錢形の平次の
宅
(
たく
)
を訪ねたのは、若菜時のよく晴れた日で、久し振りのお靜に逢つても、ろくに話もせずに、いきなり平次に引合せて貰つて
銭形平次捕物控:015 怪伝白い鼠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
玄關へ
横付
(
よこづけ
)
にせられ
西湖
(
せいこ
)
の間にて將軍に御
對顏
(
たいがん
)
あらばお沓はお用ひなし
故
(
ゆゑ
)
に宮樣と宰相とは
主從
(
しゆじう
)
の如くなれど今少し官位の
相違
(
さうゐ
)
有
(
あら
)
んかと答へらる越前守是を
聞
(
きか
)
れ然らば天一坊を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
從
部首:⼻
11画
“主”で始まる語句
主
主人
主婦
主家
主水
主翁
主従
主題
主君
主税