“横付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よこづけ80.0%
よこつけ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、そこにあにくるまかつと云ふのがゐた。ちやんと、護謨ごむ輪のくるまを玄関へ横付よこづけにして、叮嚀に御辞義をした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
さして來りければ道筋みちすぢ見物けんぶつやまをなしておびただしく既に御城代屋敷へ到り乘物のりもの玄關げんくわん横付よこづけにせん氣色けしき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
宰領さいりやうす供には常樂院大膳左京等皆々附隨がふほどなく伊豆守殿御役宅に到るに開門かいもんあれば天一坊の乘物は玄關げんくわん横付よこつけにしたり案内の公用人にひか廣書院ひろしよゐんへ通り上段じやうだんなる設の席に着す常樂院伊賀亮等はつぎへ着座す又此方に控へらるゝ御役人方おんやくにんがたには御老中筆頭ごらうちうひつとう松平伊豆守殿を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)