“護謨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゴム61.4%
ごむ37.3%
コム1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てのひらは痛むし、首筋は腫れるし、胃袋もどうやら紅茶臭くなっているようだ、その他の部分も少し休養させなくては護謨ゴムが伸びてしまう
俊助は大井に頓着とんちゃくなく、たくましい体を椅子いすから起して、あの護謨ごむの樹の鉢植のある会場の次の間へ、野村の連中を探しに行った。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
もっとも、すぺりと円い禿頭はげあたまの、護謨コム護謨コムとしたのには、少なからず誘惑を感じたものだという。げええ。
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)