“護謨輪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごむわ50.0%
ゴムわ43.8%
タイヤ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最近さいきんは……もつと震災前しんさいぜんだが……土橋どばしのガードした護謨輪ごむわさつふうちに、アツとおもふとわたしはポンとくるまそと眞直まつすぐつて、車夫わかいしゆ諸膝もろひざで、のめつてた。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
すると、そこに兄の車を引くかつと云うのがいた。ちゃんと、護謨輪ゴムわの車を玄関へ横付にして、叮嚀ていねいに御辞義をした。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ロツクフエラアの積りでは、疲労タイヤ護謨輪タイヤにもぢつた言葉の洒落らしいが、実際食後のお喋りは、どうかすると聴衆をげんなりさせて、おなか消化こなれまで悪くさせるものだ。
茶話:12 初出未詳 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)