“横町”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よこちょう59.8%
よこちやう29.3%
よこちよう3.7%
よこまち3.7%
よこてう2.4%
ヨコマチ1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“横町”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸9.7%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語8.1%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
五百は久しく消息の絶えていたこの女と話がしたいといって、ほど近い横町よこちょうにある料理屋誰袖たがそでに案内した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
まさに退いて世の交りを断たん事を欲し妓家ぎか櫛比しっぴする浅草代地あさくさだいち横町よこちょうにかくれ住む。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
それから回向院ゑかうゐんの表門に近い横町よこちやうにあつた「坊主ぼうず軍鶏しやも」——かう一々数へ立てて見ると
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
長吉ちやうきち浜町はまちやう横町よこちやうをば次第に道のくまゝに大川端おほかはばたの方へと歩いて行つた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
なにをもかへらず店口みせぐちから下駄げたいて筋向すぢむかふの横町よこちようやみ姿すがたをかくしぬ。
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
もう/\かへりませうとて横町よこちようやみをばはなれて夜店よみせならぶにぎやかなる小路こうぢまぎらしにとぶら/\るけば
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
大通おおどおりいずれもさび、軒端のきば暗く、往来ゆきき絶え、石多き横町よこまちの道はこおれり。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
そんな折には早く絶念あきらめをつけて、物の半町とあとけないうちに横町よこまちへ逸れるなり、理髪床かみゆひどこへ飛び込むなりするがい。
なにとかしけん横町よこてうかどにて巡査じゆんさをばふりはなして一目散もくさんげぬ。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
れだとおも横町よこてう長吉ちようきちだぞと平常つねちからだてはからいばりとけなされて
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
溝の側に近い鴈治郎横町ヨコマチに住んだ美しい役者が、花札を弄んで、ひつぱられて行つたと言ふ縫物屋・稽古屋の娘世界をひつくり返すやうな騒ぎも、最身近く、此にはおどろき見て居たであらう。