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絶念
ふりがな文庫
“絶念”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あきら
50.0%
あきらめ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきら
(逆引き)
『いえ、只今の御話を伺へば——別に——私から御願する迄も有ません。御言葉に従つて、
絶念
(
あきら
)
めるより外は無いと思ひます。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
だが、
何
(
ど
)
うしても
絶念
(
あきら
)
められなかつたと見えて、羽織の紋所には、捨てられた女五人の名前を書き込んで平気でそれを
著
(
き
)
てゐた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
絶念(あきら)の例文をもっと
(6作品)
見る
あきらめ
(逆引き)
「実をいふと、この幅は私の親父が存命中に手に入れたので、私一存では
何
(
ど
)
うとも計らひ兼るのです。で、まあ折角だがお
絶念
(
あきらめ
)
下すつて……」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
往時
(
むかし
)
は大きな漁業を営んで、氷の中にまで寝たというこの老人の豪健な
気魄
(
きはく
)
と、
絶念
(
あきらめ
)
の早さとは年を取っても失われなかった。女達の親しい笑声が起った。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
絶念(あきらめ)の例文をもっと
(6作品)
見る
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
“絶念”で始まる語句
絶念下
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薄田泣菫
高浜虚子
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