“大目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおめ56.5%
おほめ39.1%
だいめ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうか。よし、それでみんな判った。いや、まだ判らねえところもあるが、そこはまあ大目おおめに見て置く」と、半七は云った。
半七捕物帳:27 化け銀杏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
やがて、合方あひかたもなしに、落人おちうどは、すぐ横町よこちやう有島家ありしまけはひつた。たゞでとほ關所せきしよではないけれど、下六同町内しもろくどうちやうないだから大目おほめく。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
へえー……にかえ、貴方あなた神幸かみかうといふ立派りつぱ御用達ごようたしたいしたお生計くらしをなすつたおかたか……えーまアどうもおもけないことだねえ、貴方あなた家宅ところの三でふ大目だいめの、お数寄屋すきや出来できた時に