“生計”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くらし70.0%
たつき20.0%
せいけい2.9%
たずき2.9%
くら1.4%
なりわい1.4%
みすぎ1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“生計”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 彫刻 > 彫刻史 各国の彫刻18.3%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸8.1%
文学 > 中国文学 > 小説 物語4.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
——親仁おやじが、生計くらしの苦しさから、今夜こそは、どうでもものをと、しとぎもちで山の神を祈って出ました。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
幕府瓦解の後は旗下はたもと御家人ごけにんというような格の家が急に生計くらしの方法に困っていろいろ苦労をしたものであった。
若山は、昔なら浪人の手習師匠、由緒あるさむらいがしばし世を忍ぶ生計たつきによくある私塾を開いた。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
起き出でし時の心細さ、かゝる思ひをば、生計たつきに苦みて、けふの日の食なかりし折にもせざりき。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
故に家内かない力役りきえきたうる者は男女を問わず、或は手細工てざいく或は紡績ぼうせき等のかせぎを以てかろうじて生計せいけいすのみ。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
独立して生計せいけいを営むと云っています。
その頃おい、この母娘おやこのように、武士の家庭のものが生計たずきのために職を求め、いろいろおかしい話、気の毒なはなしなど数々ありました。
御親切なお言葉甚だ有難く存じますが、実は、私が象牙を手掛けないことには趣意がありますことです。かねて師匠から小刀を譲られて、今さら、今日に及び生計たずきのためと申して、その家業の木彫りをてて牙彫りをやるというわけには参りません。
私は腹の中で、「へッ! うまいことを言っている。成程本郷の女学校に行っていた、というから、もしそうだとすれば、何うせ野合者くっつきものだ。そうでなければ生計くらしかねて、母子おやこ相談での内職か。」と思ったが、何処かそう思わせない品の高い処もある。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
当てもなく江戸の町を歩いたところで、いつまた祖父江出羽守に逢うともわからないし、それに、生きて行く生計なりわいも考えねばならぬ。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「そんな生計みすぎも、書くための、命をささえるしろなのだろう。」
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)