“みすぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
活計42.9%
身過28.6%
生計14.3%
糊口14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
づかしや女子をんな不似合ふにあひくだものりも一重ひとへ活計みすぎためのみならず便たよりもがなたづねたやの一しんなりしがゑにしあやしくかたありて不圖ふとれられし黒塗塀くろぬりべい勝手かつてもとにあきなひせしときあとにてけば御稽古おけいこがへりとやじやうさまのしたるくるまいきほひよく御門内ごもんうち引入ひきいるゝとてでんとするわれ行違ゆきちがひしがなにれけんがさしたる櫛車くしくるままへには
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
見て世の中に能物よきもの醫者いしやなり何程の療治れうぢ出來できずとも流行出せばかくの如し我も故郷は勘當され此江戸へ來りて所々しよ/\方々はう/″\彷徨さまようばかりにて未だ何の仕出しいだしたる事もなくこれぞと云身過みすぎの思ひ付もなきをりなれば此上は何卒なにとぞして我も醫師いしやとなり長棒ながぼう駕籠かごにて往來なし一身の出世しゆつせ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「そんな生計みすぎも、書くための、命をささえるしろなのだろう。」
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「だってあきんどの身になれは、同じ町内にあんな大きな商売がたきができてみると、糊口みすぎが立ってゆくかゆかないかの瀬戸ぎわですもの」
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)