トップ
>
活計
>
みすぎ
ふりがな文庫
“
活計
(
みすぎ
)” の例文
幸福
(
さいはひ
)
多かるべきかな舟の上の
活計
(
みすぎ
)
や、日に/\今朝の如くならんには我は櫓をとり舵を操りて、夕の霧、
旦
(
あした
)
の潮烟りが中に五十年の皮袋を埋め果てんかなと我知らず云ひ出づれば
鼠頭魚釣り
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
づかしや
女子
(
をんな
)
の
身
(
み
)
不似合
(
ふにあひ
)
の
菓
(
くだ
)
もの
賣
(
う
)
りも
一重
(
ひとへ
)
に
活計
(
みすぎ
)
の
爲
(
ため
)
のみならず
便
(
たよ
)
りもがな
尋
(
たづ
)
ねたやの一
心
(
しん
)
なりしが
縁
(
ゑに
)
しあやしく
引
(
ひ
)
く
方
(
かた
)
ありて
不圖
(
ふと
)
呼
(
よ
)
び
入
(
い
)
れられし
黒塗塀
(
くろぬりべい
)
お
勝手
(
かつて
)
もとに
商
(
あきな
)
ひせし
時
(
とき
)
後
(
あと
)
にて
聞
(
き
)
けば
御稽古
(
おけいこ
)
がへりとや
孃
(
じやう
)
さまの
乘
(
め
)
したる
車
(
くるま
)
勢
(
いきほ
)
ひよく
御門内
(
ごもんうち
)
へ
引入
(
ひきい
)
るゝとて
出
(
い
)
でんとする
我
(
われ
)
と
行違
(
ゆきちが
)
ひしが
何
(
なに
)
に
觸
(
ふ
)
れけん
我
(
わ
)
がさしたる
櫛車
(
くしくるま
)
の
前
(
まへ
)
には
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
若き時
活計
(
みすぎ
)
疎く、西南の不夜城に居びたりのいきつき酒して耳に近き逐ひ出しの鐘を恨み、明けて白む雲をさへうるさやと
遣戸
(
やりど
)
さゝせ、窓塞がせ、蝋燭を列べさせて、世上の昼を夜にして遊ぶも
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
計
常用漢字
小2
部首:⾔
9画
“活計”で始まる語句
活計向