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糊口
ふりがな文庫
“糊口”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ここう
71.7%
くちすぎ
18.9%
くち
3.8%
くらし
1.9%
すご
1.9%
みすぎ
1.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここう
(逆引き)
わたくしは
夙
(
はや
)
くから文学は
糊口
(
ここう
)
の道でもなければ、また栄達の道でもないと思っていた。これは『小説作法』の中にもかいて置いた。
正宗谷崎両氏の批評に答う
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
糊口(ここう)の例文をもっと
(38作品)
見る
くちすぎ
(逆引き)
こういう有様であるから、とても
普通
(
なみ
)
の小供のように一通りの職業を習得するは思いも寄らず、
糊口
(
くちすぎ
)
をすることが
関
(
せき
)
の
山
(
やま
)
でありました。
幕末維新懐古談:01 私の父祖のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
糊口(くちすぎ)の例文をもっと
(10作品)
見る
くち
(逆引き)
「
糊口
(
くち
)
も糊口だが、糊口より先に、何か驚嘆に
価
(
あたい
)
する事件に会いたいと思ってるが、いくら電車に乗って方々歩いても全く駄目だね。
攫徒
(
すり
)
にさえ会わない」
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
糊口(くち)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
くらし
(逆引き)
それも
多少
(
すこし
)
は祖母を引うけた家から
扶助
(
みつい
)
でもらって僅かに
糊口
(
くらし
)
を立てていたので、お秀の給料と針仕事とでは三人の口はとても
過活
(
すぐ
)
されなかった。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
糊口(くらし)の例文をもっと
(1作品)
見る
すご
(逆引き)
二斗の麦で女房子まで
糊口
(
すご
)
すということはほとんど出来ない事で、つまり商売と内職の方で儲けた銭で生活を立てて居るのです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
糊口(すご)の例文をもっと
(1作品)
見る
みすぎ
(逆引き)
「だってあきんどの身になれは、同じ町内にあんな大きな商売
仇
(
がたき
)
ができてみると、
糊口
(
みすぎ
)
が立ってゆくかゆかないかの瀬戸ぎわですもの」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
糊口(みすぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“糊口”の意味
《名詞》
どうにかこうにか生計を立てること。
(出典:Wiktionary)
糊
漢検準1級
部首:⽶
15画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“糊”で始まる語句
糊
糊塗
糊付
糊気
糊刷毛
糊紅
糊細工
糊精
糊附
糊屋
検索の候補
口糊
“糊口”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
内田魯庵
原勝郎
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
南方熊楠
井上円了
柳宗悦
島崎藤村
福沢諭吉
高村光雲