幕末維新懐古談ばくまついしんかいこだん01 私の父祖のはなし01 わたしのふそのはなし
まず、いろいろの話をする前に、前提として私の父祖のこと、つまり、私の家のことを概略話します。 私の父は中島兼松といいました。その三代前は因州侯の藩中で中島重左エ門と名乗った男。悴に同苗長兵衛というものがあって、これが先代からの遺伝と申すか、 …
作品に特徴的な語句
ます ひそか 水銀みずがね ごく 背負おぶ そね こしら 細々ほそぼそ 菅原すがわら 糊口くちすぎ 大門だいもん 普通なみ 背負せお 歿ぼっ もん せき ひま 悉皆すっかり 素人しろうと 綽名あだな まと わたし 種々いろいろ 父娘おやこ 神田かんだ 相更あいかわ 疱瘡ほうそう 町人ちょうにん 玩具おもちゃ 流行はや 鳶口とびぐち 鰻屋うなぎや ひげ ころ 重左じゅうざ 部屋へや 道補どうほ 道理もっとも 遊人あそびにん かか 身体からだ まい 解剤げざい 華客とくい しゅうと 自暴やけ 肴屋さかなや 羽目はめ 美事みごと 富本とみもと うち 太夫たゆう 堪能たんのう 同苗どうみょう 吃逆しゃっくり 口惜くや 博奕ばくち 小供こども 其所そこ 修験しゅげん 今年ことし 人形にんぎょう 中気ちゅうき うち 下手へた 上手じょうず こしら 湯呑ゆのみ 浜町はまちょう 浅草あさくさ 一廉ひとかど 概略あらまし 梯子はしご しばら 智慧ちえ ゆえ とう 所柄ところがら せがれ 息子むすこ 心柄こころがら あと 弟子でし 工合ぐあい やま
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