幕末維新懐古談ばくまついしんかいこだん78 谷中時代の弟子のこと78 やなかじだいのでしのこと
さて、谷中(茶屋町)時代になって俄に弟子が殖えました。 これは私がもはや浪人しておらんからで、東京美術学校へ奉職して、どうやら米櫃には心配がなくなったからであります。そこで私はこの際奮発して出来得る限り弟子の養成に取り掛かろうと思いました。 …
作品に特徴的な語句
おそ さか ごく すみ 貫徹つらぬ おも 暫時しばし ひと 如何いかん 安来やすき 木彫もくちょう 故郷くに ひき せき 神将じんしょう 目星めぼ ちが 由緒ゆいしょ 獅子しし 用達ようたし 生計くらし 瓢然ひょうぜん から ちん 牛耳ぎゅうじ はげ 満更まんざら 浅沼あさぬま うた 黒人くろうと 黄楊つげ あご にしき 退 迂遠うえん 足駄あしだ 貴郎あなた 谷中やなか 真似まね したた 見処みどころ 衣川ころもがわ たて 精々せいぜい 米櫃こめびつ こも みが 北条ほうじょう やま 居所いどころ 尻尾しっぽ 大儲おおもう 売価うりね 合間あいま かな 可哀かわい たた 庵室あんしつ いた 出雲いずも 八巻はちまき にわか 何時いつ 三国みくに 万能ばんのう ちょう うま 此所ここ 権幕けんまく 一際ひときわ 棟梁とうりょう 月琴げっきん さか はや 流行はや 日和ひより ゆえ 捗取はかど 指物さしもの こしら おさ ふところ せがれ すた
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