幕末維新懐古談ばくまついしんかいこだん07 彫刻修業のはなし07 ちょうこくしゅぎょうのはなし
早速彫らされることになる—— この話はしにくい。が、まず大体を話すとすると、最初は「割り物」というものを稽古する。これはいろいろの紋様を平面の板に彫るので工字紋、麻の葉、七宝、雷紋のような模様を割り出して彫って行く。これは道具を切らすまでの …
作品に特徴的な語句
ひご れい たと 宮殿くうでん 立像りゅうぞう 到底とても ねじ 脱落はげ ふな 上塗うわぬ 天部てんぶ 安座あんざ 泥地どろじ 焼金やききん まこと 神将じんしょう はちす きん 一旦いったん 七子ななこ 七重ななえ 上物じょうもの 下地したじ うち 中色なかいろ 九重ここのえ 二色ふたいろ 五鈷ごこ 今日こんにち もっ 会得えとく 勢至せいし 厨子ずし 唐草からくさ 善悪よしあし 地彫じぼ 堅地かたじ 大日だいにち 大黒だいこく 天蓋てんがい 如来にょらい 小判こばん いわ 帝釈たいしゃく 常色つねいろ 常花とこはな 幢旛どうばん いろど 彩色さいしき 忿怒ふんぬ 成田なりた 持蓮じれん 文殊もんじゅ うま 春日かすが 普賢ふげん 木瓜ぼけ 木魚もくぎょ きた 桐油とうゆ 梵天ぼんてん 極印ごくいん 正念しょうねん 正覚しょうがく 流行はや 消粉けしこな 清書せいしょ 濃色こいろ 火焔かえん 片脚かたあし 牡丹ぼたん 独鈷とっこ 瓔珞ようらく 白檀びゃくだん 稽古けいこ 細金ほそがね 縛縄ばくなわ まと 羅網らもう 羯麿かつま 胡粉ごふん あたま にかわ 色吉いろよし 花鬘けまん 荷葉かよう つる 薬師やくし 蛭子えびす 蝋色ろういろ つら 釈迦しゃか 金物かなもの
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