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焼金
ふりがな文庫
“焼金”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やきがね
77.8%
やききん
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やきがね
(逆引き)
ふと、彼は、
焼金
(
やきがね
)
で頭を突きとおされたように、思い出した。お蔦の顔と、眼の前で今はじめて見たこの男の名を。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
半年のうちには大難があると言った占い者の予言は、
焼金
(
やきがね
)
のように女の胸をじりじりとただらして来た。
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
焼金(やきがね)の例文をもっと
(7作品)
見る
やききん
(逆引き)
梨子地には、
焼金
(
やききん
)
、
小判
(
こばん
)
、銀、
錫
(
すず
)
、鉛(この類は梨子地の材料で金と銀とはちょっと見て分り兼ねる)。
幕末維新懐古談:07 彫刻修業のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
麻蝦夷
(
あさえぞ
)
の
御主殿持
(
ごしゆでんもち
)
とともに
薦
(
すす
)
むる筒の
端
(
はし
)
より
焼金
(
やききん
)
の吸口は
仄
(
ほのか
)
に
耀
(
かがや
)
けり。歯は
黄金
(
きん
)
、帯留は
黄金
(
きん
)
、指環は
黄金
(
きん
)
、腕環は
黄金
(
きん
)
、時計は
黄金
(
きん
)
、今又
煙管
(
きせる
)
は
黄金
(
きん
)
にあらずや。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
焼金(やききん)の例文をもっと
(2作品)
見る
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋
検索の候補
金焼
焼刃金
“焼金”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
吉川英治
高村光雲
久生十蘭
海野十三
岡本綺堂
野村胡堂