“焼餅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やきもち83.3%
しょうべい11.1%
おやき5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御茶の子の材料は区々まちまちである。なべに残った前夜の飯の余りを食う場合もあるが、東日本では普通そのために焼餅やきもちというものがある。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それが済むと、彼女は木人らを元の箱に収め、麺をもって焼餅しょうべい数枚を作った。
斯う言つて、袋の中に残るつめた焼餅おやきらしいものを取出して、細君は三人の児に分けて呉れた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)