“やきもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤキモチ
語句割合
嫉妬77.8%
焼餅15.2%
燒餅7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「アア、わかった。お通さんは、あそこで武蔵様がよその女と、先刻からあんなことして話しているんで、嫉妬やきもちをやいているんだね」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
リヽーに対する焼餅やきもち?———と、一応思ひついてみたが、それも腑に落ちないと云ふのは、もと/\自分も猫が好きだつた筈なのである。
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「そして、斯う言ふんです。錢形の親分を此處へつれて來たかつたけれど、大燒餅やきもちの赤井主水は何を言ふかわからないから、暫らく泳がして置く——つてね」