“やきもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤキモチ
語句割合
嫉妬77.6%
焼餅14.1%
燒餅8.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帰途かえりに電車の中でも、勢いその事ばかりが考えられたが、此度のお宮に就いては、悪戯いたずらじゃない嫉妬やきもちだ。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
女房が旦那は何処かへ女か何か出来やしないかと思うと、これが嫉妬やきもちの玉子で、すると御亭主のする事なす事そう見えます。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
しょっちゅう興奮したり、焼餅やきもちをやいたり、ぷりぷりしたりしていたのだが——ただし父の面前でやったわけではない。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
なべに残った前夜の飯の余りを食う場合もあるが、東日本では普通そのために焼餅やきもちというものがある。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
今度は燒餅やきもちでもなんでもなく、血にかわいた獸物けだもののやうな心持で、闇の夜を狙つて外へ出ては
「そして、斯う言ふんです。錢形の親分を此處へつれて來たかつたけれど、大燒餅やきもちの赤井主水は何を言ふかわからないから、暫らく泳がして置く——つてね」