“じんすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
甚助40.0%
嫉妬20.0%
甚介13.3%
腎助13.3%
妬漢6.7%
嫉気6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おや相変らずの甚助じんすけかえ」紫錦ははすっぱに笑ったが「苦労性だね、お前さんは」
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大丈夫、そうすりゃ貴下の上へ、屏風に倒れてうしろになって、私が突かれる、斬られて上げるわ。何の、嫉妬じんすけの刃物三昧ざんまい切尖きっさきが胸から背まで突通るもんですか。一人殺される内には貴下は助かる。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すると小姓の一人、湯浅甚介じんすけ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小「いけ好かないよう、腎助じんすけだよう」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「おえない妬漢じんすけだよ」と、吉里は腹立たしげに見えた。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
それッきり、細君もかないが、旦那も嫉気じんすけ少しもなし。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)