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甚助
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じんすけ
ふりがな文庫
“
甚助
(
じんすけ
)” の例文
腹ア立つか知りまへんが、是に懲りずに又来てくんなましよと云ったら、少しも厭らしい
甚助
(
じんすけ
)
らしい事をいわないで、今日ふりに来たのは只花魁の名高いことを聞いて来たのだが
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「おや相変らずの
甚助
(
じんすけ
)
かえ」紫錦ははすっぱに笑ったが「苦労性だね、お前さんは」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ホッ、ホッ、ホホホ。怒ったよ。まあ、
甚助
(
じんすけ
)
を起こしてさ」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そなた、
甚助
(
じんすけ
)
じゃないのか」
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
今日は暇だと申しても一人で二人ぐらいのお客は
屹度
(
きっと
)
ある。忙しいと来たら五六人ずつはありますからなか/\廻しが取れません。
甚助
(
じんすけ
)
をおこす客もあるが
怒
(
おこ
)
って出て
行
(
ゆ
)
くものゝないも
訝
(
おか
)
しい。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
母のすがたを見ると、
甚助
(
じんすけ
)
の眼はひとりでに熱くなった。
剣の四君子:03 林崎甚助
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
甚助
(
じんすけ
)
め! 飛んでもねえ奴だ!」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
甚
常用漢字
中学
部首:⽢
9画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“甚助”で始まる語句
甚助親爺