剣の四君子けんのよんくんし03 林崎甚助03 はやしざきじんすけ
母のすがたを見ると、甚助の眼はひとりでに熱くなった。 世の中でいちばん不倖せな人が、母の姿であるように見られた。 「どうしたら母は楽しむだろうか」 物心のつき初めた頃から、甚助はそんな考えを幼心にも持った。 ふと、何かの弾みに、その淋しい母 …
作品に特徴的な語句
ウハ カイ ぬかず しも かん つまび かたわ ぎょう こう じゃく こい じゅう おし むな にわ とど おり ぬか つい すさ くく 端緒たんしょ くう ただ ふく 大川たいせん 朱鞘シユザヤ ほん はず 黄昏たそが さつ おのの ひび ヤリ マサカリ 讐敵しゅうてき たず 茜染アカネゾメ おこ 縦横じゅうおう 紊乱ぶんらん 簇出そうしゅつ わっぱ 神灯みあか しん しか 着更きが まなこ まこと すがた みな 父者ててじゃ ひそ 流行はやり うれ つか さかん 故郷くに 扮装ふんそう いくさ ひる 幾年いくとせ 八歳やつ かたき すす 其方そなた まった あるじ さき こご くち とう すが 縹渺ひょうびょう 光茫こうぼう 翻然ほんぜん みずか
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